Digital Leaders Summit 2024 春 自力でなんとかする企業のためのIT課題解決ガイド ~2024年のIT戦略で問われる「4つの課題」と乗り越え方~

【基調講演1】
社員の平均年齢は61歳、地方の着物屋が
実践した「現場で進めるデータ活用」

株式会社鈴花 有田 裕次
【基調講演2】
老舗飲食・食品企業が語る、レガシーERPと組織のサイロを乗り越えた先のデータ戦略
風月フーズ株式会社 福山 剛一郎
【基調講演2】
老舗飲食・食品企業が語る、レガシーERPと組織のサイロを乗り越えた先のデータ戦略
風月フーズ株式会社 田中 茂任
【基調講演3-1】
Windows 11で企業と組織はどう変わるか
~管理、セキュリティ、予算の考え方~

合同会社エンジニアリングマネージメント 久松 剛
【基調講演3-2】
「ランサムウェア被害で病院機能が停止!」
~徳島県・半田病院でおきたこと、得た教訓~

つるぎ町立半田病院 須藤 泰史
【基調講演4-1】
サプライチェーンセキュリティの要、
それは中小企業の持続可能な対策!

神戸大学 森井 昌克
【基調講演4-2】
コインチェック社におけるゼロトラスト導入の歩み
コインチェック株式会社 喜屋武 慶大
【基調講演4-2】
コインチェック社におけるゼロトラスト導入の歩み
コインチェック株式会社 河石 良太郎

データ活用と連携、
PC管理、
セキュリティ対策の
実践的な手法とは

現場主導の
課題解決の
考え方が身に付く

情シスが抱える
課題に対して
「今すぐできる」
解決法とは

大手企業と異なり、中堅・中小企業は外部の力を借りにくく、あらゆるIT施策をとにかく自前でなんとかするしかない状況に置かれがちです。とはいえIT環境の変化はそうした企業にも平等に訪れます。

セキュリティ対策はもちろんのこと、厳しさを増す時代の中で生き残るためにはデータ活用組織への転換も欠かせません。加えて「Windows 10」もサポート終了が迫っており、本格的に計画を考える時期に差し掛かっています。これらのやるべきことを前に、通常業務だけでも手一杯の状況では、頑張りだけでは乗り切れません。

本イベントは人手も予算も限られる中堅・中小企業の業務変革、IT推進担当者が直面する4つの課題を取り上げ、解決のヒントをお届けします。

開催概要

名称
Digital Leaders Summit 2024 春
自力でなんとかする企業のためのIT課題解決ガイド
~2024年のIT戦略で問われる
「4つの課題」と乗り越え方~
会期
2024年6月10日(月)~ 6月13日(木)
形式
ライブ配信セミナー
主催
ITmedia エンタープライズキーマンズネット
参加費
無料
対象者
中堅・中小規模のユーザー企業の経営者/経営企画部門、DX推進担当者、情報システム部門、セキュリティ担当者など

※申込の締切は 2024年6月13日(木)14:00 までとなります。

参加申込する
アイティメディアIDへの登録・ログインが必要です

プログラム

Day1 6月10日 どう集め、どう使う? 現場主導のデータ活用

データ活用と言っても分析基盤の構築やツールの選定、分析プロセスなど考えるべきことは多岐にわたり、「何から始めればいいのか分からない」というのが本音ではないでしょうか。事例通してその疑問に対する“答え”を解説します。

基調講演1 6月10日 13:00~13:40
社員の平均年齢は61歳、地方の着物屋が実践した「現場で進めるデータ活用」

佐賀県に本社を置く創業124年の老舗着物店の鈴花は「伝統」と「革新」をテーマに、DXを進めてきました。きっかけは、社内の顧客データをサービス品質の向上や現場の課題解決に生かせられないかという考えからでした。平均年齢は61歳、ITに不慣れな社員も多い中でどのようにしてデータ活用組織になり得たのでしょうか。

株式会社鈴花
総務部長 兼 DX推進室長
有田 裕次 氏 1994年 株式会社鈴花に入社し、店長を経験後、2002年に本社にて催事企画等の責任者として従事。2015年から社内業務のデジタル化を推進し、2019年に総務部長に就任。人事労務管理業務でのデジタル化を行う。2022年からはDX推進室長を兼務し、購買データを基に顧客分析を開始、顧客視点で物事を捉えDXを推進した結果、日本DX大賞2023のUX部門大賞と船井総研デジタル賞をW受賞し、全国クラウド実践大賞2023のITコーディネータ協会会長賞も受賞。モノを売る企業から体験を提供する企業への進化を目指して変革に挑戦中。

セッション1-1 6月10日 13:50~14:20
AIによるデータ活用の進化とそれを支えるIT基盤の内製化

AIによるデータ活用は、可視化や分析に留まることなく、先々の予測や文章生成などによる業務変革に活用が期待される分野となっています。本セッションではAIによるデータ活用はどういうことができるのか?そのためにはどのようなIT基盤が必要で、それをどう内製化していくのか?について初歩的なところを解説していきます。

ソニービズネットワークス株式会社
AIビジネス開発部 AI事業推進課 課長
守澤 康之 氏

セッション1-2 6月10日 14:30~15:00
現場DXを加速!業務のアプリ化がもたらすデータ資産活用と最新事例

様々な企業で課題とされている現場業務のデジタル化やデータ活用。すぐに取り掛かりたいが、なかなか手が回らないという方も多いのではないでしょうか。本講演では“ノーコード”で誰でも簡単に業務のアプリ化からデータ活用まで実現する方法を事例を交えて紹介します。

アステリア株式会社
プロダクトマーケティング部 Platioプロダクトマネージャー
大野 晶子 氏

参加申込する
アイティメディアIDへの登録・ログインが必要です

Day2 6月11日 自社で挑むデータ連携 データドリブン化はどう始めるべきか

サイロ化しがちな社内データを機動的に連携させることで、業務プロセスを効率化し、価値ある意思決定につなげられます。自社が主体となって、その変革を実現するための方法を紹介します。

基調講演2 6月11日 13:00~13:40
老舗飲食・食品企業が語る、レガシーERPと組織のサイロを乗り越えた先のデータ戦略

創業75年を迎える老舗食品企業の風月フーズ。同社は数年前までシステムの老朽化やサイロ化、それによる組織の分断という課題を抱えていました。しかし今では、自社開発のレガシーシステムをクラウド化し、一部の周辺業務をノーコードアプリ開発やデータ連携を通じて最適化。従業員が自ら経営データを分析するための基盤も整えました。「ITには詳しくない」と言う社長は、どのようにしてプロジェクトをけん引し、成功させたのでしょうか。同社のシステム管理者の目線で、どのような苦労や工夫があったのでしょうか。

風月フーズ株式会社
代表取締役社長
福山 剛一郎 氏 福岡市出身。慶応義塾大学卒業後、九州地場大手企業に就職して大企業の組織を学び、2008年に風月フーズに入社、2020年に代表取締役就任。飲食・食品企業としての原点回帰と、交通販路事業者として地域との共生を志す。

風月フーズ株式会社
管理部 経理課 課長
田中茂任 氏 福岡県出身。コンピュータ専門学校卒業後、1988年10月入社。入社当時からシステム管理に従事し、プログラマーとしても実績を積み昭和、平成、令和と各時代に応じたシステムに携わる。

セッション2-1 6月11日 13:50~14:20
AIを活用したデータ連携の未来:ローコードとAIでデータ連携を効率化

企業が生成AIなどの導入を目指す中、データ連携の内製化が急務となっています。本講演では、従来の手法と比較してより効率的なデータ連携開発を可能にするiPaaSを紹介します。さらに、ローコードとAIを組み合わせたデータ連携開発により、効率的な内製化をサポートする機能群もご紹介します。

Boomi Japan合同会社
日本法人代表
堀 和紀 氏

セッション2-2 6月11日 14:30~15:00
クラウドシステムで実現する、「データ駆動型経営」の実例

本セッションでは、経理におけるデータ駆動型経営の実例をご紹介いたします。経理部門とは、各部門の売上や費用など様々な大量のデータが集まる場所です。このデータを効率的に扱うことで、経営のスピードアップやガバナンスの強化が可能になります。弊社で、実際にどのようにデータ駆動型経営を実施しているのか、またその結果得られた効果など赤裸々にご説明いたします。

株式会社マネーフォワード
経理本部 グループ執行役員 経理本部 本部長
松岡 俊 氏

参加申込する
アイティメディアIDへの登録・ログインが必要です

Day3 6月12日 Windows 11で企業と組織はどう変わる ~管理、セキュリティ、予算の考え方~

キーマンズネットの連載著者が、業務PCの導入と管理におけるアンチパターンや、Windows 11の実践的なセキュリティ対策と効率的な運用を紹介します。

基調講演3-1 6月12日 13:00~13:40
Windows 11で企業と組織はどう変わるか~管理、セキュリティ、予算の考え方~

キーマンズネットの連載著者が、業務用端末の導入と管理におけるアンチパターンを紹介しつつ、Windows11を用いた実践的なセキュリティ対策と効率的なシステム運用の戦略を紹介し、長期的なビジネスの成果につながる具体的な方法を示します。講演では、新しいテクノロジーの適用と組織内での最適な実践例を共有します。

合同会社エンジニアリングマネージメント
社長兼レンタルEM/博士(政策・メディア)
久松 剛 氏 合同会社エンジニアリングマネージメント社長兼レンタルEM。博士(政策・メディア)。ネットマーケティングで情シス部長を担当し上場を経験。現在は複数社でITエンジニア採用や研修、評価給与制度作成、ブランディングといった組織コンサルなどを実施。

セッション3-1 6月12日 13:50~14:20
これから移行を考える? 今でしょ! まだ間に合うWindows 11への移行方法論

現在お使いのWindows 10やWindows 11への移行で、機能更新プログラム(FU)展開の際にネットワーク帯域を逼迫させたくないという課題をお聞きします。マルチキャスト配信やピアダウンロード機能でWANの負荷を軽減し、最適なタイミングでパッチ配布ができる独自のソリューションが、いかに、IT部門の運用やNWに負荷を掛けずに大容量のソフトウェア配布・パッチ配信ができるかご紹介します。

Ivanti Software株式会社
セールスエンジアリング マネージャー
平田 裕一 氏

セッション3-2 6月12日 14:30~15:00
Windows 10サポート終了まであと1年半! 情シス部員の悩みの種・アップグレードの負担軽減法

2025年10月14日に迎えるWindows 10のサポート終了。以降はサイバー攻撃などのセキュリティリスクが増大することから、Windows 11へのアップグレードが必要です。しかし、組織にとってPCやOSの入れ替えは大きな負担が伴うもの。そこで本セミナーでは、PCの入れ替えを行う際に生じる課題をピックアップ。それらに対し「SKYSEA Client View」が支援できるポイントをご紹介します。

Sky株式会社
ICTソリューション事業部 システムサポート部
並木 瑠里 氏

Day3 6月12日 まずはここから始めるランサムウェア対策 ~脅威のワガコト化と現実解~

ランサムウェア被害にいつ遭ってもおかしくない一方で、予算やセキュリティ人材の不足から対策は限られてきます。現実的に取るべき対策とは何でしょうか。外部リソースを賢く利用する方法やノウハウも紹介します。

基調講演3-2 6月12日 15:10~15:50
「ランサムウェア被害で病院機能が停止!」~徳島県・半田病院でおきたこと、得た教訓~

2021年10月末日、当院はランサムウェアによるサイバー攻撃を受けて電子カルテシステムが停止し、病院機能の麻痺した状況を経験しました。この体験から以下の3点をご報告します。
1. 電子カルテ停止は病院機能の完全麻痺状態になる!
2. サイバー攻撃に備え、セキュリティは万全に!
3. 対策は急務です!今すぐできることから始めるべきです。

つるぎ町立半田病院
つるぎ町病院事業管理者
須藤 泰史 氏1986年 徳島大学医学部卒業。同泌尿器科学教室に入局 同講師を経て 、2003年より町立半田病院(現・つるぎ町立半田病院) 2013年に同病院院長に就任、2020年より病院事業管理者 日本泌尿器科学会指導医 地域総合診療指導医 日本DMAT隊員

参加申込する
アイティメディアIDへの登録・ログインが必要です

Day4 6月13日 中堅・中小企業が取り組むべき「現実的なサプライチェーンセキュリティ」とは
~言われたことだけやるサプライチェーン対策を卒業しよう~

サプライチェーン攻撃が激化する今、取引先との信頼関係構築および自社の利益のためにもこれに向けた対応は急務かつ必要不可欠です。
受け身になりがちなセキュリティ対策を自発的に進めるコツを紹介します。

基調講演4-1 6月13日 13:00~13:40
サプライチェーンセキュリティの要、それは中小企業の持続可能な対策!

サプライチェーンにおけるサイバー攻撃対策の要は中小企業のセキュリティ対策にあります。今までの代表的な国内におけるサプライチェーンを脅かしたサイバー攻撃はほとんど中小企業への被害が発端となっています。人材資源、資金に限りのある中小企業にとって実現可能なセキュリティ対策は如何なるものか。その具体的方法とともに考え方(意識)を与えます。

神戸大学
名誉教授
森井 昌克 氏 工学博士(大阪大学)。情報セキュリティ大学院大学客員教授。近畿大学情報学研究所客員教授サイバーセキュリティ部門長。国立研究開発法人日本医療研究開発機構プログラムスーパーバイザー。2018年 情報化促進貢献個人表彰経済産業大臣賞受賞。 2019年 総務省情報通信功績賞受賞。電子情報通信学会フェロー。

セッション4-1 6月13日 13:50~14:20
経済産業省「ASM導入ガイダンス」解説 - 中堅・中小企業が取り組むべき対策とは

2023年5月、組織が行うべきこれからのサプライチェーン対策方法をまとめた「ASM導入ガイダンス」が公開されました。このセッションでは、この最新のガイダンスでまとめられているサプライチェーン対策の実現方法について解説するとともに、現実的な中堅・中小企業の担当者が取り組むべきサプライチェーン対策について詳しく紹介します。

株式会社ネットワークバリューコンポネンツ
ソリューション企画本部 ソリューション企画部 テクニカルマーケティング
佐藤 佑樹 氏

セッション4-2 6月13日 14:30~15:00

TeamViewerジャパン株式会社

参加申込する
アイティメディアIDへの登録・ログインが必要です

Day4 6月13日 自力でゼロトラ ~難しく考えない導入のヒント~

中堅・中小企業が自力でゼロトラストを構築するのは決して不可能ではありません。
予算やリソースに合ったゼロトラスト構築・運用の知識やノウハウ、失敗談など現実的な観点から役立つ情報をお届けします。

基調講演4-2 6月13日 15:10~15:50
コインチェック社におけるゼロトラスト導入の歩み

コインチェック社は社内システムへのアクセス管理としてゼロトラスト・アーキテクチャを採用しています。ゼロトラスト・アーキテクチャについては既にさまざまな事例が共有されていますが、本セッションではコインチェック社における実装について共有します。導入にあたってどのような認証や認可の設計をしているか、導入時の障害や実際に運用してみてのメリット、現在の課題と今後の取り組みについて等、情報システム管理者とセキュリティ担当者の両者の視点からお話いたします。

コインチェック株式会社
開発・人事本部 セキュリティ部長
喜屋武 慶大 氏 2018年8月コインチェック株式会社入社、セキュリティ部長。前職ではセキュリティベンダのSecurityOperationCenter(SOC)にて、セキュリティアナリストとしてサイバー攻撃の監視及び分析、インシデント対応支援に従事。コインチェックではセキュリティ専任の部署の立ち上げから関わり、監視体制の構築、アーキテクチャのレビュー、インシデント対応、システムリスクの評価及び対応を行い、プロダクトの開発・運用を行うチームのマネジメントも担う。

コインチェック株式会社
開発・人事本部 社内システム部 副部長
河石 良太郎 氏 大学卒業後、システムエンジニアとして株式会社ネクスウェイに入社。その後、情報システム部門を経て、2018年9月にコインチェックに入社。情報システム部門として当時「境界型防御」であった社内システム環境から、ゼロトラスト・アーキテクチャを採用し、各製品の企画・導入を行っている。

セッション4-3 6月13日 16:00~16:30
スモールスタートでゼロトラストを実現! シングルベンダーSASEの活用術!

ハイブリッドワークの導入やサイバー攻撃の高度化により、ネットワークの刷新やセキュリティ対策の需要が高まっている昨今において、人材やコストといったリソース不足に悩まれていませんか。そんな課題を解決し、スモールスタートでの導入も可能なシングルベンダーSASE商材をご紹介いたします。最新のリリース情報もご紹介予定ですので、ぜひご視聴ください!

NTTコミュニケーションズ株式会社
プラットフォームサービス本部 マネージド&セキュリティサービス部
糸永 将 氏

参加申込する
アイティメディアIDへの登録・ログインが必要です

●講演者、プログラム内容、タイムテーブルが変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
●会期後よりアーカイブ配信もいたします。気になるセッションの見直しなど、ご都合にあわせて、ぜひ登録・視聴ください。
※一度の登録で、会期中はどのセッションでもご視聴いただけます。またアーカイブ配信だけを視聴する場合でも、登録いただく必要があります。
※アーカイブ配信の準備が整いましたら、登録者の方にメールでお知らせいたします。

お問い合わせ

アイティメディア株式会社 イベント運営事務局 : event_support@sml.itmedia.co.jp

https://members08.live.itmedia.co.jp/library/Njg4MDg%253D?group=DL240610